グラボのグリス塗りなおしてみた!
※本記事を参考に発生した、故障等の責任は負いませんのであしからず…
皆様、こんにちは。
最近、暖かい日を通り越して暑い日がありますよねぇ。
皆様のPCも暑い暑いといわんばかりにファンを唸らせているのではないでしょうか?
主な発熱源であるグラボは最近省電力で発熱は少ないものが多いです。
がやっぱりそれなりに発熱するのでできることならあまり発熱をさせたくない。
ということで、1年半ぶりくらいかGPUグリスの塗りなおしをしていきたいと思います!
今回使うグラボはこちら
PalitのGTX1060です。
最近、友人から譲りうけたものです。
1年ちょいくらい使っていたものです。
本来ならグリスの塗りなおしは必要ないのですが僕的に気分がよくないので塗りなおしちゃいます。
僕的にGPUのグリスは1年に1回塗りなおしたいです。
てなことでサクッとやっていきたいと思います。
まずは基板からヒートシンク、ファンを取り外さなければいけません。
※ネジを外すと保証が受けられなくなります。注意しましょう。
このグラボの場合裏面のネジをすべて外さないとヒートシンク、ファンは外れませんでした。
バックパネル付きのグラボの場合写真中央に映ってるいかにもなネジ4本を外すとヒートシンク、ファンともに外れるのが多いです。
また、ネジを外した後基板にファンの電源ケーブルがつながっているので思い切り外すと切れる恐れがあるので注意してください。
外したものがこちら。
写真一枚GPUの周り(黄色の四角)についてるのがVRAM(GPUのメモリ)になります。
このGTX1060は6GBモデルなので1GBのVRAMが6個ついているようです。
もっとよく見てみるとGPUの上側(オレンジの四角)にVRAMを2個つくであろう場所がありますね。
2個1GBのVRAMを乗せると8GBのVRAMになるので、この基盤はGTX1070と同一の基盤になるのかもしれません。(基板一緒ならGTX1070乗せてくれればいいのに...)
写真二枚目、ファンとヒートシンクになります。
僕が分解してきた中では初めてでファンとヒートシンクが分かれるタイプでした!
ファン汚いですね…この際きれいにしちゃいましょう。
ヒートシンクはおそらくアルミ製です。
ヘアライン加工みたいに線がたくさん入っているものになります。
話はそれますがCPUクーラーの虎徹はCPUと接する面がこれでもかというくらいピカピカですよね。
接する面がピカピカだと熱伝導率も変わってくるんですかね?
誰か検証してみてください。
それでは本題のグリス塗りなおしです。
やることはCPUのグリス塗りなおしと同じで元々ついていたグリスをきれいに落とします。
グリスは固まっていることが多いので無水アルコール(なかったら除菌アルコールスプレー、パーツクリーナーでも可)を付けて柔らかくしながら落としていきましょう。
さてGPU、ヒートシンク側きれいに落とせたら新しいグリスを塗っていきましょう。
今回使っていくのがこちらのグリス。
みんな大好きMX-4です。
とりあえずこれを使っておけば大丈夫みたいなところありますよね。
PC組むのに4-5回使っているのに全然なくなりません。
コスパ最高です。
MX-4をきれいに塗っていきます。
こんな感じに塗っていきます。
普段、CPUならセンターう〇こ方式で塗っていくのですがGPUはちゃんと塗り広げたほうがいいです。
ちなみにリキプロ等の電導性があるグリスを使用する際はGPUコアの周りに見える粒々にグリスがつくとショートして壊れるので注意です。
もし使うのであればエポキシ、シリコーン等できれいにコーキングしましょう。
塗り終わったらあとは戻していくだけです。
早速、OCCT(ストレステスト)で10分くらい熱を入れて温度のほうを確認してみました。
↓交換前↓ 室温24.9℃
ピーク温度77℃です。
76-77℃を行ったり来たりする感じですね。
次は交換後
↓交換後↓
ピーク温度77℃
こちらも76-77℃を行ったり来たりです。
温度的には交換前と変わりはありませんでした。
が
ファン回転数が交換前と比べて少なくなったことが体感できます。
フルロード時、交換前に比べて明らかに静かなりました。
交換前のファン回転数にしたら温度は下がりそうです。
暇な時にでもファンコントロールを設定してみようと思います。
また、本格的に暑くなる前にもっと熱伝導率が高いグリスに変えてみようと思います。
グリスを変えるとPCを使っていくうえ精神衛生上いいのでお勧めです。
皆さんも本格的な夏に向けてPCの熱対策はしっかりしていきましょう!
お疲れさまでした!